ー あねねとあににが家族になった日 ー
甘えん坊だった あねね

すべては、この小さなチワワから始まった
いちばん最初に迎えた小さなチワワ、あねね。
やんちゃで、甘えん坊で、
そしてとてもかわいい女の子だった。
家では甘えん坊。
作業していると気を引こうと
邪魔をしに来る。
洗濯物から靴下をくわえて逃げまわる。
「こらー!」と言いながら、結局みんな笑ってしまう毎日だった。
トイレだけは相変わらず、じゅうたんや布団の上。
だから雨の日も風の日も、毎日外に連れ出した。
そんな日々の中で、ふと考え始めた。
姉根の将来。
そして――2頭目の存在。
お金のこと、世話のこと、本当にできるのか。
悩みながらも、時間があれば、ペットショップに
通っていた。
あににとの出会い

出会ったのはブルータンの男の子
ある日、出会った。
脚の長いブルータンの男の子。
正直に言うと、顔は`とびきり可愛い‘とは
言えなかった。
でもなぜか目が離せなかった。
愛嬌があって、心が引き寄せられた。
その日、迷いは嘘のように消えた。
数日後、お迎えの前に、あねねを連れて
会いに行った。
怖がりのあねねは、しっぽを股にしまいこみ、
逃げ回る。
恐怖からよだれを垂らしていた。
「大丈夫かな。本当にあねねのためになるのかな」
もうお迎えすると決めたのに、
不安が押し寄せてきた。
2ワンズ生活の始まり

運命は、だいたい静かにやってくる
そして始まった2ワンズ生活
あにには、ショップでは見せなかった
気の強さを見せた。
初日、触ろうとした家族の手を細い乳歯で
噛んだ。
本気で悩んだ。
「この子を家族として、迎えられるのか?」
「お金はいらないから、返して、引き取って
もらおうか?」……。
家族になった瞬間
それでも、毎日世話をして、声をかけ、
毎日関わるうちに、
あにには、私たちの言葉を理解し、
信頼を寄せるようになった。
あんなに怖がっていたあねねも
少しずつ心を開いた。
やがて、ワンプロする姿を見せてくれた。

二人が家族になった瞬間
その光景を見たとき、
「多頭飼いって、こんなにも幸せなんだ」
と初めて思った。
一番助かったのは、あににが最初からシートで用を足したこと。
あねねも自然と真似をした。
しつけも次々に覚えるあにに。
それを真似するあねね。
わんこ同士の絆に何度も救われた。
今でもされたくないことをされると
「うううー」とうなる。
しつこいと噛もうとする気性は残っているあにに。
でも、していいこととダメなことを理解し、
私の変化にもすぐ気づき、そっと寄り添ってくれる。
あねねも、あににも
いつの間にか、私の後を追う甘えん坊になった。
そして驚いたのはーーー
アンナにご飯を食べなかったあねねが
「取られたら困る!」と思ったのか、ぱくぱく
食べるようになったこと。
犬同士が育て合う。
そんな姿を私はすぐそばで見てきた。

家族になってくれて、ありがとう!
そして、この時の私は、
まだ知らなかった。
このあと
もう一人の小さなチワワが
私たちの家族になることを
次の記事では、3匹目のチワワを迎える決断に
ついて、書こうと思う。


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